I-feelin'/アイフィーリン の日記
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故山本健一 お別れの会
2018.03.09
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先日、故山本健一氏のお別れの会に出席させて頂きました。
ロータリーがあったから今の私の立ち位置があり、多くの方と知り合う事が出来ました。
それは山本氏がロータリーを世に送り出した事が全ての始まりでした。
車を作るもの、使うもの多くの人を魅了し巻き込んでいきました。
時代によって常に逆境にされているロータリーエンジン。
そんな逆境を跳ね返す様に常に時代に合わせて来たロータリーエンジン。
今なお特許技術が発表されている事からその開発は止まってはいません。
現場はいつGOが出ても良いようその時が来るまで開発を続けていると思います。 それは昨年の広島7Dayに来られた開発チームの存在自体が物語っています。
故山本氏から受け継いだ意思を若い世代に伝える事がロータリーに関わった人全て(メーカー関係、お店、オーナー)の人の責務ではないでしょうか。
OBの方、現役の方、本当に多くの方がいらっしゃっていました。
そんな中、ある方をお見かけしました。
現スズキ自動車の鈴木修会長です。
物腰の柔らかそうな方で、88歳とは思えない足取りでした。 日本自動車業界で、今日までの自動車業界全ての流れや先に旅たった多くのメーカーの社長会長達の現役時代を知っている唯一の方だと思いますので業界全体として大切にして頂きたいと思ってしまいました。
多くの方が歓談する中、中村社長からお誘いを受けたOB会に出席させて頂きました。 ここにいる方達がいるから自分がこの場にいる事に実に感慨深いものがありました。
車が好きでなかったら、ロータリーに関わっていなかったら、中村社長と知り合っていなかったら・・。
偶然と必然とが絡み合って、私が今までやってきた行動言動は小さな間違いはあっても本質的に大きな間違いではなかったと思いました。
大きな間違いしていたら私はあの場には間違いなくおりません。
昨日、夕飯を共にしてくれた友人が言った言葉が忘れられません 「きっと山本さんがロータリーのネガティブなもの全部持っててくれたよ。だから大丈夫なんじゃない? 」 そんな言葉信じても良いかと思う一瞬でした。
帰りの道中、新横浜までご一緒させて頂いた星野代表にも色々ご教授戴き本当にこの機会を与えてくれた故山本氏、中村代表には感謝しかございません。
ありがとうございました。
これからもロータリーエンジン搭載車が街中に調和する事を目指して精進してまいります。
皆さんと共に。
アイフィーリン代表 八木 高