I-feelin'/アイフィーリン の日記
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RX-7(FD3S)エンジン始動不良 -緊急入庫-
2019.12.22
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RX-7(FD3S)が緊急入庫してきました。
エンジンが掛からないと言う事で積載車で入庫。
メカさんが確認したらすぐに2点の不良を確認。
一か所目がコイルハーネスのコネクター部の破損。
良く見ると・・。
修理はしてあるのですが全く違う線と繋げられてました。
次がここ。
比較的他車種でもありますが、ブレーキスイッチの所のストッパー。
このストッパーが壊れるとブレーキランプが点灯しっぱなしになるので電圧が落ちます。
うちで在庫していたナイロン製のストッパーを取り付けました。
仮で繋ぎ変えるとエンジンが始動しました。
あっけなく一発でかかりました。
アイドリングのハンチングはこれ。
エアポンプのヒューズ飛んでました。
交換後は安定していました。
DIYで社外スロットルセンサーが装着されているのですが電圧調整はしていない様です。
(意外とポン付けしている人が多いのに驚かされます。一歩間違えるとエンジン不調、最悪ブローに繋がるセンサーなのですけれど・・。)
それよりコネクター破損が気になります。
あっ、うちは一切いじりません。(理由はメールにて)
この止め方は少し怖いです。
チェック編
https://www.youtube.com/watch?v=ZwXIVTqTPWg&t=37s
始動編
https://www.youtube.com/watch?v=-z0544K5kHY&t=12s
今回の始動不良の原因
ブレーキストッパー破損によりブレーキスイッチがON状態になりバッテリーが容量Down
コイルハーネス断線、接続ミスによりコイルに電気が流れずエンジンが始動しませんでした。
対応としてストッパー取り付け、配線修理
アイドリング不調の原因
エアポンプのヒューズが飛んでおりエアポンプが作動していませんでした。
インマニとスロットルボディ間のナットが緩んでいまして、インテークパイプのナットも緩みついていないものもありました。
対応
ヒューズ交換、ナット取り付け、増し締め
その他
パワステフルードが少なかった為補充しました。
今後のアドバイスとしては
コイルハーネス及び車両側ハーネスは新品交換を推奨
パワステポンプから音が出て居る為、交換を推奨
ECUはノーマルの様なのでこのままを推奨
スロットルセンサーのコネクターが破損しているのでハーネス交換及びコネクター交換推奨。
但し、これらDIYで行う場合再度不具合が生じる事が考えられます。
結論としてはやはり整備不良と言う事になります。
これがDIYの怖さでこのトラブルにオーナーさんは丸4日要したそうです・・。
それでも判らない、任せようと判断したのは正解だと思います。
ただ、こられもケースバイケースですから、時間のかかる場合もあります。
DIYは確かに自分でやるので工賃は安く済みますが、何かあると逆にそれらを超える位の費用になる事がありますから注意してください。